成長痛
成長痛とは、主に小学校高学年から中学生の子供に多く発症する関節などの痛みの総称です。
特徴としては、
・膝や踵に痛みが出やすい
・サッカーやバスケットボールなど「走る」「跳ぶ」動作が多い種目に発症しやすい。
ということが挙げられます。
「成長痛はありません!?」
当院では、2009年(平成21年)の開院以来、何人もの成長痛の患者さんを
治療をしてきました。
その経験から、「成長痛というものは存在しないのではないか?」
という考えを持っています。
なぜ、そのような考え方に至ったのかというと、
・成長期は全員にあるのに成長痛は限られた人が発症する。「成長痛」であるなら、
全員が発症するのではないか?
・サッカーやバスケットなどの競技で多く発症するため、身体の成長ではなく
競技の特性が関係するのでは?
・成長期に入る前、または成長期が過ぎても同じ場所が痛み出す場合もあるため、
成長痛とは断言できないのではないか?。
という理由からです。
では、いったい何が原因でこのような痛みが出ているのでしょうか?
「痛みの原因は…」
これらの痛みで悩まされている患者さんに共通していることは、
・間違った身体の動かし方
・過度の使い過ぎよる負担の増加
ということです。
①間違った身体の使い方により膝や足に必要以上に負担がかかり過ぎる
⇒②そのまま激しい練習を続けることによって痛みが発症
これが、「成長痛」と呼ばれる痛みの本当の原因だと当院は考えています。
「当院の治療法」
当院の治療法は、原因や負担のかかっている経絡・経穴を見つけ出し、
その部位を鍼灸治療することにより、痛みや症状を改善させます。
この際、必ずしも痛みのある場所を治療するとは限りません。
少しでも早く良くなっていただくために、「原因となっている所」
を治療していきます。
また、治療と並行して、自宅でも行えるリハビリや予防法、治療法
なども指導していきます。
「成長痛」と診断されてお悩みの方、また、そのご家族の方はいつでもご相談下さい。
一緒に痛みのない身体を目指して頑張りましょう!!